本当に美味しい日本酒を皆さんに飲んでいただきたい

私が日本酒を売るまでのきっかけ


私は代々家業として商売を行っている家に生まれ、酒類を扱ってからおおよそ70年以上になります。

小さなころから「お前は長男だから跡継ぎだ」
と祖父に言われ、嫌々ながら手伝ったそのころの体験が、今の商売人としての基礎となっているような気がします。

私は高校を卒業してから東京で一人暮らしをはじめ、20歳を迎えお酒を飲めるようになったのは学生の仲間とが初めてでした。

その頃飲んでいたものといえば、ビールやカクテルなどが中心で、日本酒を飲むことはほとんどありませんでした。理由は簡単で「日本酒は後から酔っ払う酒」として避けていて、今から思えば飲むお酒が悪いのではなく、飲み方を知らなかった自分が悪いのでした。

また、就職したのも東京で、ホテルのレストランのウェイターという職業柄か、ワインや洋酒を飲む機会が多く、20代前半までいた東京時代は日本酒から離れた生活を送っていました。

25歳の頃、実家に戻り家業を継ぐわけですが、新潟は昔から日本酒を良く飲む地域ということもあり、ビールでの乾杯の後は、必ず日本酒の「お燗酒」が登場するのです。
実はそのお燗酒が、私を日本酒の世界に引き込んだのです。

ぷわ~と漂う香りを感じながら飲む、温かいお酒が何ともいえない美味しさで、すっかり虜になってしまいました。

もともとお酒全般に興味があったのですが、日本酒は
知れば知るほど奥が深くそれがとても魅力的でした。



いつからか日本酒を中心としたお店作りに取り組み、インターネットでもお酒の販売を始めたのが2005年の秋ごろです。一時に比べ、確かに日本酒の売れ行きは悪くなりましたが、本当に美味しいといって新潟の酒を飲んで頂けるお客様が全国にたくさんいらっしゃることに気が付きます。

新潟の日本酒はすっきりとした味わいで飲みやすい反面、特徴がないとご意見を頂くこともありますが、私が思う美味しい日本酒は、飲み続けても飽きることがなく、また、お酒の味わいが前面に出ることなく、あわせるお料理を引き立てるのが役目だと思っております。

自分が生まれ育ったいわゆる地酒に慣れ親しんでいるからかもしれませんが、私が思う理想の味わいのお酒が新潟のお酒なのです。
「そんな新潟の日本酒が持つ魅力を皆様に伝えたい」
これが私の酒屋を続ける思いの原点です。

私が考える日本酒の魅力について

まず、何より魅力なのは食事との相性が良いこと。
他のアルコールに比べ和食はもちろん洋食・中華なども受け入れる懐の深さを感じます。

そして素晴らしいと思うのは、広い温度帯で楽しめるお酒であるということです。
熱燗、ぬる燗、常温、冷や、凍結と人が飲用できるほぼすべての温度帯をカバーしています。
これは他のアルコールではなかなか考えにくいことで、追加するものなく
お酒単体の温度を変えるだけで楽しみの幅が広がるのは日本酒だけ
と言ってもよいと思います。

雪冷え、花冷え、人肌燗、飛び切り燗・・・

また、それぞれの温度帯で更に細かな温度で呼び名があるのは趣がありますよね。

私の目指す道

私が決めた一つの道は
「私が惚れ込んだ日本酒の魅力を きちんとお伝えし 日本酒の輪を広げること」

私は新潟の日本酒が日本一。いや、世界一美味しいと思っております。
そんな私が世界一惚れた味わいの日本酒の素晴らしさや価値を蔵元と一緒になってたくさんの方にきちんと伝えることで日本酒の輪が広がっていくと信じています。

また、私が皆様にお届けしたい商品は私が日々考えるアイディアから生まれた
今までになかった日本酒の魅力を伝える商品です。

私が考えるアイディアの方向性は「楽しい」「面白い」などといったものです。
店名の由来も まさか と思われるアイディア商品を提供していくので、「まさか!酒店」といたしました。

楽しい、面白いは心が豊かになると思いますし、時には感動するものだと私は信じております。
そして私自身がイキイキと日本酒に向き合うことが出来るのもひとつの理由であります。

お馬鹿に、大真面目に

楽しい、面白いと思う商品の提供を常に目指していますが、見方によって一見ふざけている様に感じられることもあるかと思います。しかし、それは最初の入り口であって私が伝えたい日本酒の魅力をお伝えすべく、
すべて大真面目に取り組んでいます
何より美味しくて、楽しいお酒って私自身とても魅力的だと思うからです。

そして私の提案させて頂いた商品により、
皆様の日本酒とのお付き合いがより豊かになるよう努力します。

それは、新潟のお酒の味わいのように皆様の心の豊かさを「引き立てる」ことです。


結果、私の提案により
皆様にお喜び頂ければ私の今後の糧となり
日本酒の伝統を将来に繋げていく活動にもなればと思っております。