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悪酔いする日本酒の代名詞で使われる「三増酒」って何? 実は2006年以降、この世に存在していません!

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泥酔するほど飲まないのが1番です

悪酔いすると日本酒の悪いイメージで出てくる「三増酒(さんぞうしゅ)」は、実のところ現在は存在しません。

三増酒の正式名称は「三倍増醸清酒」で、太平洋戦争前後の米不足の時代に、醸造した日本酒にさらに2倍の醸造アルコールを足し、結果的に3倍の量の酒を造ることからそう名付けられたそうです。

戦時中に仕方なしで造られたお酒でしたが、戦後もずいぶん長い間造られました。

それは一般の方が飲むアルコール類の中心が日本酒で、何もしなくても飛ぶように売れていた背景があります。

 

そのため、本来は緊急時に造ったもののはずが、儲けのために造られるようになり、醸造アルコールを大量に加え、薄くてまずいお金儲けのために売るという、過去の日本酒業界には負の側面がありました。

醸造アルコールを大量に足すと薄くなるので、甘みを補うために糖類や酸味料を添加したりもしておりました。

これがいわゆる「べたべたした甘いお酒」で、まずいお酒の代名詞にもなりました。

悪酔いするのはただの飲み過ぎが原因

そんな日本酒を初めて飲んだ人が悪い印象を持つのは当たり前で、しかも大量に飲んでひどい失敗をしたら尚更ですよね。

それが日本酒を敬遠するきっかけになったり、日本酒好きになったとしても醸造アルコールが入ったお酒は一切ダメだという発想になったりしたのです。

 

ただ、現在は2006年に制定された酒税法で、それらの三増酒は「清酒」として認められず、リキュール類や雑酒に分類されるため、三増酒の日本酒(清酒)はもう存在しません。

また、昔の名残や味わいを守るため、糖類が添加された普通酒もありますが、酒税法の規定の範囲内で、醸造アルコールの添加を含め、皆さんが想像するよりもはるかに少量しか使用されておりません。

また、ネット上にはまだまだ古い情報や、あのお酒が三増酒だと決めつけたような間違って書かれた情報も多く、それを信じてしまう方もいらっしゃいます。

現在の日本酒事情では三増酒は存在せず、日本酒を飲んで二日酔いや悪酔いになるのは、単純に「飲み過ぎ」ただけ、が主な原因です。

 

日本酒はビールやチューハイなどと比べるとアルコール度数が高い飲料です。

おおよそ15度~18度あるのですが、飲み口が良いので、ついつい…飲み過ぎてしまう傾向があります。

そんな方には「やわらぎ水がおすすめ!

悪酔いすることなく、日本酒は楽しく飲んで頂くのが、私ども売り手からの願いです。

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